ChatGPT に自社が出てこない、または間違って説明されるときは、まず AI がサイトを取りに来られるか、本文を読めるか、会社のことが書かれているかを、この順で確かめます。 答えの文章を直接変えることはできませんが、答えの材料になるサイトの側は直せます。原因の多くは、文章の良し悪しより手前の、ページの作りにあります。
1. ChatGPT がサイトを取りに来られるか
ChatGPT の検索の機能は、OpenAI の OAI-SearchBot で集めたページを答えに使います。OpenAI は、OAI-SearchBot を止めたサイトは ChatGPT の検索の答えに出ないと書いています。
robots.txtでOAI-SearchBotを止めていないか(User-agent: *にDisallow: /がある場合も含む)- WAF やボット対策のサービスが、OAI-SearchBot を拒否していないか
学習用の GPTBot を止めるかどうかは別の設定で、OpenAI はそれぞれの設定は独立していると説明しています(「AI クローラーと robots.txt」)。
2. 本文を読めるか
主な AI のクローラーは JavaScript を実行しない、という測定があります(Vercel・2024 年 12 月)。ブラウザでは本文が見えていても、サーバーが最初に返す HTML に本文が無ければ、AI にはほとんど空のページに見えます。
- ブラウザで「ページのソースを表示」を開き、本文の文章が見えるか
- 会社の説明や商品の説明が、画像の中の文字だけになっていないか
3. 会社のことが書かれているか
「何の会社か」がサイトのどこにも文章で書かれていないと、AI は他の情報源から推し量ります。同じ名前の別の会社と取り違えられることもあります。
- トップページのタイトル・説明文・最初の見出しに、業種と、誰に何を提供しているかを書く
- 会社名・所在地・連絡先・外部のプロフィール(SNS や業界団体のページ)を、構造化データ(Organization の JSON-LD)でも示す
- 社名や住所が、構造化データと本文で食い違っていないか
4. 答えの材料になるか
AI は、問いに答えるのに使える文章を選びます。
- よくある質問に、最初の 2〜3 文で答えている
- 数字・事例・対象・条件など、具体的なことが書かれている
- 公開日と更新日がある。古い情報のままのページは、間違った説明の元になります
実際の答えを確かめる
サイトを直したあとは、実際に AI に聞いて確かめます。ただし、AI の答えは聞くたびに変わります。1 回の答えで判断せず、同じ質問を何度か、複数の AI で確かめてください。Tooru の AI ライブテストでは、質問を書き、確かめる AI のモデルを選んで、答えに自社の名前やサイトが出たかを見比べられます。
変更の記録
- 2026-10-09: 公開